太宰治在《樱桃》说了三次的“老子比孩子重要”并不是反话,而是真话。纵然心里有矛盾,在现实生活中这样的人恐怕是不配当父亲的,甚至不配做人。太宰在文中自道:“其实这个小说就是夫妻吵架的小说。”读来全篇基本是辩解,为自己的人生方式辩护。下面跟随小编一起来学习一下这篇
日语文章吧。
正文
子供が三人。父は家事には全然、無能である。蒲団さえ自分で上げない。そうして、ただもう馬鹿げた冗談ばかり言っている。配給だの、登録だの、そんな事は何も知らない。全然、宿屋住いでもしているような形。来客。饗 応。仕事部屋にお弁当を持って出かけて、それっきり一週間も御帰宅にならない事もある。仕事、仕事、といつも騒いでいるけれども、一日に二、三枚くらいしかお出来にならないようである。あとは、酒。飲みすぎると、げっそり痩せてしまって寝込む。そのうえ、あちこちに若い女の友達などもある様子だ。
作为三个孩子的父亲,在料理家务上我是无能的,就连被盖自己也是不收的,只知道开一些傻乎乎的玩笑。对什么配给呀、登录之类的事全然不知(注:指日本二战时期的配给制,登录制等等),回家就如同客居旅店。待客,应酬,拿上饭盒去工作室,有时候一去就是一个礼拜不归。一个劲的嚷嚷着“工作、工作”,可每天却只能写出两三张稿纸的东西来,其余的时间全都耗在了喝酒上。饮酒过多,致使身体枯瘦,成天嗜睡,而且还四处结交年轻女人。
子供……七歳の長女も、ことしの春に生れた次女も、少し風邪をひき易いけれども、まずまあ人並。しかし、四歳の長男は、痩せこけていて、まだ立てない。言葉は、アアとかダアとか言うきりで一語も話せず、また人の言葉を聞きわける事も出来ない。這って歩いていて、ウンコもオシッコも教えない。それでいて、ごはんは実にたくさん食べる。けれども、いつも痩せて小さく、髪の毛も薄く、少しも成長しない。
说到孩子,七岁的长女和今春出生的小女儿虽说有点爱伤风感冒,但还算是正常。可四岁的长子就不一样了,个头矮小,至今还不能站立,只能在地上爬行,一句话也不会说,只会咿呀几声,甚至分辨不出其他人的说话声。大小便也不能自理,饭倒是能吃不少,却不见长大,显得又瘦又小,头发稀疏。
父も母も、この長男について、深く話し合うことを避ける。、唖、……それを一言でも口に出して言って、二人で肯定し合うのは、あまりに悲惨だからである。母は時々、この子を固く抱きしめる。父はしばしば発作的に、この子を抱いて川に飛び込み死んでしまいたく思う。
夫妻俩对长子的事避不深谈。、哑巴……如果让这些词脱口而出,并承认现实的话,未免太过悲惨了。妻子不时紧紧搂抱着孩子,丈夫却常在一旁像是发作似的忍不住想抱上这孩子投河。
「唖の次男を斬 殺す。×日正午すぎ×区×町×番地×商、何某(五三)さんは自宅六畳間で次男何某(十八)君の頭を薪 割で一撃して殺害、自分はハサミで喉を突いたが死に切れず附近の医院に収容したが危篤、同家では近二女某(二二)さんに養子を迎えたが、次男が唖の上に少し頭が悪いので娘可愛さから思い余ったもの」
“哑巴儿子被杀。某日上午时分,某区某街某号某商人(53岁)在自宅六铺席的房间里刀劈次子某某(18岁)后,继而用剪刀戳破喉咙头未遂,被送往附近医院抢救,至今尚未脱离危险。该户近为二女儿(22岁)招了女婿入赘,但因其次子又哑又傻,而女儿却可爱无比,其间的反差使之心生绝念。”
こんな新聞の記事もまた、私にヤケ酒を飲ませるのである。
这类似的新闻报道,促使我喝酒喝得酩酊大醉。
ああ、ただ単に、発育がおくれているというだけの事であってくれたら!この長男が、いまに急に成長し、父母の心配を憤り嘲 笑するようになってくれたら!夫婦は親 戚にも友人にも誰にも告げず、ひそかに心でそれを念じながら、表面は何も気にしていないみたいに、長男をからかって笑っている。
呜呼!如果仅仅是生长发育迟缓就好了。如果这个长子突然间茁壮成长起来,以至于愤然嘲笑父母的多虑,该多好啊!夫妻没有将此事告诉任何亲朋好友,只是在内心中悄然祈祷,表面上却做出若无其事的样子来逗弄长子。
母も精一ぱいの努力で生きているのだろうが、父もまた、一生懸命であった。もともと、あまりたくさん書ける小説家では無いのである。極端な小心者なのである。それが公衆の面前に引き出され、へどもどしながら書いているのである。書くのがつらくて、ヤケ酒に救いを求める。ヤケ酒というのは、自分の思っていることを主張できない、もどっかしさ、いまいましさで飲む酒の事である。いつでも、自分の思っていることをハッキリ主張できるひとは、ヤケ酒なんか飲まない。(女に酒飲みの少いのは、この理由からである)
夫妻都为了生存而竭尽全力。我本不是一个多产作家,而只是个谨小慎微之人,但却被生拉活扯地暴露在公众面前,在全然不知所措的情况下进行创作。写东西很吃力,以至于向闷酒求救。所谓喝闷酒,乃是对自己无法写出真实的想法而感到悔恨、懊丧时喝的酒。能明确表达自己观点的人是不会喝什么闷酒的(女人中喝酒者不多,盖源于此)。