今天小编带来了关于日语的小故事,希望对大家
学习日语有所帮助。
僕と小林緑は二人で公園のベンチに座って彼女の通っていた高校の建物を眺めた。
我和小林绿在公园的长椅子坐下,远眺阿绿母校的建物。
校舎にはつたが絡まり(からまり)、はりだしには何羽(なんば)か鳩(はと)がとまって羽をやすめていた。
上头爬满了长春藤,屋檐上有几只鸽子歇在那儿。
趣き(おもむき)のある古い建物だった。庭には大きな樫(かし)の木がはえていて、そのわきから白い煙(けむり)がすうっとまっすぐに立ちのぼっていた。
建物看上去古意盎然。院子里也还种了高大的橡树,树旁有白烟袅袅升起。
夏の名残りの光が煙を余計にぼんやりと曇らせていた。
在夏末的阳光中,白烟更显迷蒙。
「ワタナベ君、あの煙なんだか分かる?」突然緑が言った。
“渡边,你知道那是什么烟吗?”阿绿突然问道。
わからない、と僕は言った。
我说我不知道。
「あれ生理ナプキン焼いてるのよ」
“那是烧卫生棉的烟。”
「へえ」と僕は言った。それ以上に何と言えばいいのかよくわからなかった。
“真的?”我说。除此之外,我也不知道该说些什么。
「生理ナプキン、タンポン、その手のもの」と言って緑はにっこりした。
“生理用卫生棉、脱脂棉,那一类的东西。”阿绿笑道。
「みんなトイレの汚物(おぶつ)入れにそういうの捨てるでしょ、女子校だから。それを用務員のおじいさんが集めてまわって焼却炉(しょうきゃくろ)で焼くの。それがあの煙なの」
“因为是女校嘛!大家都把那种东西往厕所的垃圾筒丢呀!校工就全收拢过来,放进焚化炉去烧。烟就是烧出来的。”
「そう思ってみるとどことなく凄味(すごみ)があるね」と僕は言った。
“听你这么一说,那烟看起来倒是挺壮观的。”我说。
「うん、私も教室の窓からあの煙をみるたびにそう思ったわよ。凄いなあって。うちの学校は中学、高校あわせる千人(せんにん)近く女の子がいるでしょ。
“是呀!我从教室望出去时也这么想呢!觉得很是壮观。我们学校的初中和高中合计,大约将近有一千个女生。
まあまだ始まってない子もいるから九百人として、そのうちの五分の一が生理中として、だいたい百八十人よね。で、一日に百八十人ぶんの生理ナプキンが汚物入れに捨てられるわけよね」
…去掉还没有来经的女生的话,还有九百人左右,就算当中只有五分之一的人来经,那也有一百八十个人了。也就是说,一天当中有一百八十人份的卫生棉被丢进垃圾筒里。”
「まあそうだろうね。細かい計算はよくわからないけど」
“大概吧!我也不大会算。”
「かなりの量だわよね。百八十人ぶんだもの。そういうの集めてまわって焼くのってどういう気分のものなのかしら?」
“吓人吧!一百八十人份唷!将这些东西收进焚化炉去烧,不知道是什么感觉?”
「さあ、見当もつかない」と僕は言った。どうしてそんなことが僕にわかるというのだ。そして我々はしばらく二人でその白い煙を眺めた。
“不知道。”我说。我怎么会知道?而后,两人盯着那缕白烟好一会儿。